検診パラダイス

本日は午後より健康診断・・・。ボリュームが大きく意外と時間がかかるものなんだな・・。血圧・採血・超音波検診エトセトラエトセトラ。でも何よりびっくりしたのは看護士のお姉さんが最初の検査内容の説明で方膝ついて実に丁寧に丁寧に話したこと。「ご主人様」ってな勢いでびっくりして血圧が上がった。案の定血圧は少し高くて、「危険値とはいいませんが少し高いですね。」と採血担当の方のたまわれる。何か終わると次の担当者が待っていて、指示も淀みなくて自律で考える必要が一切無い。なんだか「大人」だなあ、
検診センターというところは、と変な所で関心してしまう。採血も痛いは痛いが上手くやるもんだなあと関心。刺すときと抜くとき、「はいちくっとします。」と一々ステータスを教えてくれる。ぼくは注射はあまり得意ではなく(つまり普通かも)顔を箇所から逸らしているのだけども声でプログレスバー代わりをしてくれる、なんともユーザー心理をよく把握しいるのだなと思った。
面白かったのは胃カメラ。といってもチューブを飲み込むのではなく物凄く動きの良いベッド状の板の上で、バリウム飲んで「ハイ横向いて」「ハイこっち向いて」の指示を聞きながら体を動かす。最初はコツが飲み込めず大体どこが上やら仰向けは・・って少し考えたりしてもたついたが、こつが飲み込めてくると技師さんが「ハイソウソウ・・・いいね!」とカメラつきロボットアームでぼくの胃の辺りをまさぐりながら褒められるほどになった。で、終わると下剤を貰う。バリウムは早く出しなさいよ、ということらしい。この検査直前に筋肉注射された薬は注射の痛みもさることながら、瞳孔が一時間ほど散大するので光が眩しいかもという看護士ちゃんの説明がまた印象的であった。エジプトで悪友と食んだ媚薬を彷彿とさせたが、もちろん下半身には何事も起こらなかった。
惜しかったのは視力検査で、両目を1対のレンズ穴で図るのだが、「C」のどっちが欠けてるかジョイスティックで入力する奴で、中盤以降視野になにも映らなくなり、「パス」ボタンを連打していたのだが「しまった!!ぼくはガチャ目の倫巴里野郎なのだった」事に気づき、左目をねぶるとバッチリ見えた。9年前インド帰りの時は視力2.0だったのにな・・・。今は視力は落ちているだろう。
下剤が効いてきて、帰りの地下鉄で腹がぐるぐると鳴っていたっけ。さすが、よく効く下剤だぜ。
帰宅と同時にこんにちわ、ってかサヨナラだったぜビバ直管人生。

というわけで今日は昔少し旅してたよという話をちりばめたかったということでした。