局所的登山ブームが起こっているッッッ!!! その1
先日、突発的に山に行った。余りの運動不足で心まで脂肪べっとり、気脈ドロドロな昨今
にほとほと嫌気が差し、劇的なカンフル剤として半ば追い詰められ家を飛び出したのでし
た。
Google先生に「西武池袋線 登山」とお伺いを立てる、と
ハイキングマップ(奥武蔵・秩父・奥多摩)
が見つかったよ。PDFをダウンロードして出発。本当衝動的に。--この無計画さが原因で
恐ろしい目に会うことに・・。
1stアタック:鎌北湖を目指す
鎌北湖, ユガテ, 鎌北湖を訪ねる道|ハイキングマップ(奥武蔵エリア)
総歩行距離12.4キロ、所要時間3時間50分
上記を参照した。初心者レベルから馴らしていくとしよう。
・福徳寺
写真無し。
・ユガテ
2軒だけの集落。300年続いているらしい。春は花が咲いて綺麗だそうだが、冬の今は山道からパッと視界が開けていい気分な広場という印象。民家の軒先がハイキングコースになっていて通り抜けて鎌北湖を目指す。この時点で3時過ぎ。引き返すべきだった・・。
・鎌北湖
湖面に映える紅葉がすばらしい。
釣り客でいっぱい。基本ローな盛り上がりに満ちている。
鎌北湖畔の廃旅館。いい味を出してる。
4時くらいだったか・・・あたりはすでに薄暗い。
ラクガキも荒んでてよかった。実はユガテで引き返せなかったのはこれを見たい誘惑に勝てなかったから。ぐるっと湖を半周してまた登山道に戻る。
・北向地蔵
すでに薄暗い山道からクネクネの県道を横断する。この時点でマジで真っ暗になってきた。不安すぐる!こわいよこわいよ〜。かといって、引き返すのも手遅れ・・・。
・五常の滝
超真っ暗で携帯で足元を照らしながら歩く。のでもちろん何も見ていない。
・武蔵横瀬駅まで
途中から舗装道路に入ったが街灯ひとつなく漆黒の闇。明るければせせらぎの音に和むんだろうが闇の中の水音というのはマジで怖い。「モール(死)、モール(死)・・・」と呟きながら棒になった足を引きずって1時間ほど歩いたか。明るい県道に出たときの嬉しさは異常。
全体的にハイキングコースとして整備が行き届いていて、道標など充実してるので暗くなければカップルでキャキャウフフと歩けるくらいだと思った。
教訓:
- 3時間早く登り始めるべきでした。
- 時間に追われて登山しても豊かな気分になるには程遠い。
- 防寒着・雨具・ヘッドランプ・ナイフ・非常食は絶対もっていくこと。
- それでも部屋で腐ってるより数百倍有意義だ。
- 登山前は焦って上りだす前にストレッチすべし。登山後も然り。
- デジカメもっていこうよ。携帯じゃあれだよ・・。
- 後日の体調のよさに驚く。筋肉痛にも驚くけど。
- 攻略本(ダウンロードした地図)片手にRPGやってるみたい。目標の点と点が繋がって、「こんなに来たのかー」って思うのはかなり嬉しい楽しい。
結論:
- またいってみるか
- ベタは偉大。中高年の趣味と決め付けて放置しておくにはもったいない!