飯能巡礼

せっかくの休日なので、
テッテ的に無為にすごそうと思い、
飯能を目指した。
到着したのは高麗駅
こまえきとはっします。西武池袋線飯能駅よりさらに秩父寄りに2駅。
わざわざ日曜日の午後3時から、なぜこの駅を目指したかは、
どうがんばっても駅名が読めなかったからです。

到着後、駅前にていきなり土着さまの手荒な歓迎。取り乱し指が写りこみ、
接写モードのまま撮っている。すでに正気は山の神々によって消失寸前です。
巨大な男根とも取れる2本の塔。意味はわかりません。
これは来る場所を間違っていなかったようです。

そして駅前で飯能方面へと歩き出そうと、地図を探していたところ、
インディーズな看板を発見。いきなりの収穫にうれしくなります。

だれも興味はないでしょうが私は錆びた鉄に対して性的な興味に近いものを感じるたちで、
ついつい立ち止まってしまいます。
これもまた私が惹かれる、もと社会主義国家的な鉄の典型です。

う〜ん、よい風情の看板だ・・・
テンションが上がることこの上ないです。「メガネの大木」は夢に出できそうな図案です。

山道の途中、ガチの巡礼スポットと思われる、瀧神社にて。
この季節は確か全うな神様なら伊勢に帰っているので、キャッシュをはずんでも
空振りに終わりそうな気がして、お参りはせず。
「ま、そーいうことなんじゃね」とオッサン。

ルターの師弟が山奥でも頑張っている。
ヨーロッパで教会ばっか行ってたら、本邦に定住している今、教会と見ると闖入してみたくなる。
衝動をおさえ、通過。

いい加減疲れてきたな・・。とおもいきや、おお!
これは・・インド・・トラン・・か。了解。飯能市街はもうすぐだ。

どうやらこのあたりは、こまニュータウンという住宅地開発が進んでいるようだ。
狸さん、早く逃げろよ。

インディーなスナックの看板。テンション高いですね・・。
あだち充の喫茶店のような外観です。昭和昭和!

飯能市街へ闖入。どんどんと祭囃子がきこえる・・。
今日はおまつりかあ。不動産屋の掲示をみる・・・。げ、安いなあ。

不覚にしていまだ何のお祭りか調べるつもりもなし。
山車の上でお神楽が踊られてました。
あと、なぜかサンバのパレード(全て日本製)も行われており、楽しくなってきた。

大盛りが売りのじゃがバター屋さん。半ポンド位バターを取ってもお咎めなし。
日焼けしたおじさん、塩をザバーってかけてくれたけど、毎日食べたらやばいね。
しかしほくほく、ふがふがと食べた。

いい日曜日でした。